第136回全英オープン、はじまる！

ゴルフのメジャー、全英オープンが、ついに、開幕した。

セントアンドリュースに程近い、カーヌスティ・リンクス、
（7421ヤード、パー71）で、行われ、
天候が少し悪く、雨模様で、肌寒いコンディションの中での、
プレーとなった。

初日、去年に続き、大会三連覇を狙うタイガーウッズは、
アイアンショットに多少苦しんでいたが、6番でイーグルを
奪うなど、2アンダーの69で、初日としてみたら、
上出来の、好スタートを切った。

今回のコース設定は、距離が長く、ラフがなく、
選手の持ち味が、十分発揮される設定となっており、
長距離を飛ばすロングヒッターであり、様々な、
さすがと思わせるテクニックを持つ、タイガーにとっては、
有利と思われる。
前回の全米オープンも2位と、調子に乗っている。

だが、初日の現地は、スタート時は、雨模様で、
10度を切るほどの寒さ！
選手も、厚着をしながらのプレーとなり、体が、自然と、
硬くなったであろうから、後半、天気が、やや回復してきた
ものの、このままいくと、この後3日間、どこまで、
本来のショットが、出来るか、注目される。

さらに、有名な、あの、1999年、
ジャン･バンデベルドの、魔の18番ホールでのショットが、
物語るように、メジャー、リンクスにおいては、
何が起こるか、わからない、こわさがある。

17番まで、トップをひた走り、2位と3打差という、
願ってもない有利さがあったにもかかわらず、
最終18番で、グリーン手前の、ハザードに入れてしまい、
トリプルボギーをたたき、優勝を逃すという、残念な結果
となった、あの事件である。
まさにメジャーならではの、怖さと言えるだろう。

さらに、リンクス独特の風が吹き、天候が荒れれば、
この風に悩まされる事は必至。

対して、日本勢は、昨年5位と健闘した、谷原秀人が、
1オーバーの72で回り、そのほか、伊沢利光、谷口徹、
近藤智弘、武藤俊憲、佐藤えいちら6人が出場。
ランク1位の片山晋呉が、体の故障から、
出場を辞退したのは、残念な事である。

テレビで見ていて、あの、
THE OPEN の音楽がかかると、興奮して、鳥肌が立ち、
おなじみの、青木功、羽川豊、戸張捷、森下桂吉の4人が、
常連として解説してくれるのを見ると、
「ああ、始まったんだな」と言う実感がわいてくる。
さらに今回は、松岡修造彼もレポーターとして登場してくれ、
また、この4日間、目が離せそうにない・・・・・


さあ、今回は、誰が、このビッグタイトルを、つかむのか?


また寝不足が続く・・・・・