携帯電話市場またまた競争激化必至！

NTTドコモが、５月より導入予定の、
新モデル「９０４iシリーズ」向けのサービス
「うた・ホーダイ」を、発表。
これは、毎月、定額料金で、好きなだけ何曲でも、ダウンロード
できるという、定額制音楽配信サービスだ！
去年、「番号ポータビリティ制」が導入されて以来、
顧客の獲得に、苦戦を強いられていただけに、
今後の動向が、注目される。

事実、ライバルの、KDDIにおいては、
同社が導入している、最新ヒット曲の提供サービス
「着うたフル」が、人気を博し、結果として、若手世代を
しっかりつかみ、NTTドコモや、ソフトバンクモバイルに、
大きく水をあける結果となった。
０４年１１月のサービス開始以降、すでに、
一億曲を突破しているというデーターも出ている。

以前より、ドコモでは、同じような音楽配信サービス
「ナップスター」というものがあったが、
パソコン経由で携帯電話で聴くことが出来るというもので、
思った以上には、顧客には、あまり芳しくなかったようだ。
そのため、巻き返しとして今回、
定額制音楽配信サービスの「うた・ホーダイ」の投入となった。

1曲ごとに課金するKDDIの「着うたフル」に比べ、
「うた・ホーダイ」は、対応サイトからのダウンロードし放題で、
サービス的に見て、ユーザには、お得に感じられ、
指示される可能性が高い。

まだまだ、市場全体的に見れば、
ドコモのシェアが有利とはいえ、KDDIの戦略は、
将来を見据えた、若者を中心とした世代にターゲットを絞った
サービスをどんどん提供していることからも、
戦略巧みといえるだろう。

ソフトバンクにおいては、
インターネット上では、ヤフーに代表されるように、
圧倒的な強さがあるが、去年の「番号ポータビリティ制度」が、
導入された頃に、ボーダフォンと合併するやいなや、改名し、
独自のサービスを、スタートし、「予想外」のコマーシャルも
ばんばん流し、軌道に乗せるかと思いきや、知っての通り、
アフターケアにおいての、サービスの提供が追いつかず、
いろいろとつまずくこととなってしまい、残念であったろう。
これからのサービスの充実に期待したい。

いずれにせよ、日本の携帯市場は、世界的に見ても、
技術力共に、NO.1！
今や、機能が充実しすぎて、このまま進めば、どこまで、
進歩していくのか、予想がつきにくくなってきているのも事実。

１０年後、２０年後は、どうなっているのであろうか？