タバコ休憩の良し悪し！

あなたは、タバコを吸いますか？

会社に勤めていれば、タバコを吸う人は、
少なからず、いるもので、タバコ休憩といっては、
ぷかぷかと、うまそうに吸っている光景が、目に付く。

私も今は、たばこを、吸わなくなったが、１０年ほど前は、
吸っていたから、吸う人の気持ちは、よくわかる。

特に、若い頃は、大都会や、西部警察、太陽にほえろ！
などで、石原裕次郎、渡哲也など、
２枚目俳優が、吸っているのを見て、男のロマンみたいな、
渋さにあこがれ、いろんなタバコに手を出し、
吸ったものである。
セブンスターや、ホープに始まり、
キャスター、キャビン、ラーク、ゴールデンバット、
セーラム、JPS（ジョンプレイヤースペシャル）、
ダンヒル、マルボロ、パーラメントなど、
上げたら、まだまだ、きりがないほどでてくるが、
いろんな味が楽しめて、当時は、面白がって、
よく吸ったものである。

だが、この喫煙については、
タバコを吸わない人にとって見れば、
迷惑この上ないという声が多いのも、事実である。
吸わない人にしてみれば、いい休憩の口実があるようで、
なんか、しっくりこない気がするという声もある。

誰にも迷惑をかけずに、喫煙場所で、悠々と吸うのが、
何がいけないのか？
と言いたくなるが、私も今は吸わなくなったので、
吸わない人の気持ちが、よくわかる。
特に、会社勤めをしていると、
休憩時間に、タバコ休憩と言って、
当たり前のように、吸うのが常である。

だが、吸わない人にしてみれば、
はたでぷかぷかやられたら、あのタバコの
独特の煙のくささは、なんともいえない、
うっとうしく感じさせるものであり、
嫌気をさせるものなのである。
ちゃんとした喫煙場所で吸うのならまだしも、
それでも臭いは、吸っていない人にしてみれば、
少なからずも、感じるものなのである。

そして、私たちの社会は、
タバコ休憩を取ることは、当たり前のように
慣例化しているのに対し、
吸わない人が、同じように休憩をとるとなると、
なんかぎこちなささを感じさせる雰囲気がある。

喫煙者が、堂々とタバコを吸いに、
休憩をしに行くのに対し、
非喫煙者が、同じように席を立ち、
気分転換してくれば、いちいちどこいってたの？
と聞かれたりする傾向があるので、
休憩しづらい不公平さを感じさせる事もある。
同じ休憩を取るに当たって、
タバコを吸う人と吸わない人との間に、
とりやすさ、とりにくさというのがあるのは、
不思議なことである。

特に、タバコを吸わない女性の目からすれば、
口には出さないだけで、そのように感じる
と言う人が多く、
これが、わが国の、タバコ社会の暗黙の優先性
とでも言うべき、文化の背景かもしれない。

確かに、あの吸っているときの至福感は、
なんともいえないものがあるのもわかる。
だが、喫煙する人は、そこらへんの事を、
よく理解しておかないと、
周りに、知らぬうちに、迷惑をかけてしまい、
陰で、悪い噂を立てられていないとも限らないので、
注意した方がよいだろう。

いずれにせよ、タバコは百害あって一利なし！
とよく言われる通り、
あまり、健康にはよくないのは、事実であろう。

さてさて、皆さんは、
このタバコを吸うということ、タバコ休憩について、
どのようにお感じになっているでしょうか？