世界の伊達！復活なる！！

東京有明国際女子オープンにて、
１２年ぶりに現役復帰を果たした伊達公子が、
復帰４戦目にして、シングルス初優勝を飾った。
秋田史帆を、６-３、６-２のストレートで下した。
シングルスでは１セットも落とさずに、パーフェクトＶだった。
１２年のブランクを感じさせない力強い“世界の伊達”を、
若手に見せ付け、やはり、彼女は、すごいと思わされた。

彼女は今、37歳になる。
テニスと言うスポーツは、おそらく、スポーツの中でも、
相当なエネルギーを消耗する、過酷なスポーツといえるだろう。
あれだけの広いコートの中で、試合中は、
ひっきりなしに走り続ける。
年齢が若いときは、それほど苦にすることなく、
動き回れるだろうが、30後半にもなってくると、
やはり、２０代の時のようには行かないだろう。
それに、何といっても、１２年と言う、ブランクがある。
１２年。
これは、一言で言えば、もうほとんど、アマチュアに等しい。
だが、彼女は、そういった年齢による不利な条件、ブランクなど、
物ともせず、勝った。
そう、勝ったのだ！
さすが、われらが、伊達公子！
今年は、これから、まだまだ、大会が控えており、
今からとても楽しみである。